南米旅行その4~マチュピチュ村まで移動編~
<7月17日>
朝ごはんをいただき、マチュピチュに行くために大移動を開始。この旅初めて晴天に恵まれる。昨日だったら、と思うがもう出発するしかない。一泊お世話になったユースホステルの正面写真を取っていざブラジルへ。
今回は時間に余裕を見て出発したので、タクシーではなくバスを利用することに。イグアスの滝に行くバスが来るバスターミナルにブラジル行きやパラグアイ行きのバスが来るので、それに乗る。Foz do iguacu(ブラジル側)とPuerto iguazu(アルゼンチン側)の表記さえ分かれば、バスは簡単に乗れる。バスは確か8ペソくらいで乗れて、アルゼンチンの出国手続きは待ってくれますが、ブラジルの入国手続きでは待ってくれません。でも降りないわけにいかないので、ブラジルの入国スタンプをもらう。下の写真がブラジル側の出入国事務所。
さっきまで乗ってきたバスと同じ会社のバスに乗れば、チケットを新たに買いなおさなくてよいが、1時間に1本とかの本数では待っていられず、来た別の会社のバスに乗る。この際新たに8ペソ払った。その後バスはブラジル側のFoz do iguacuのバスターミナルに到着し、そこから空港行きのバスに乗る。バスターミナルに入るときに入場料がかかります(確か2.5レアルくらい)。
バスに揺られて30分。無事空港に到着。イグアス空港のバス停は空港を出て左側にonibusという看板がこっそりあるので、それが目印でした(昨日は分からなかった)。
まずはイグアスからサンパウロまでTAM航空で移動。イグアスからリマ(ペルー)までの直行便が夜に1便あるんですが(LAN航空)、とってもお高い(1000ドル!)ので、サンパウロ経由にしました(これでも680ドル!)。
機内では軽食サービスがありました。サンパウロまで1時間45分。TAMはスターアライアンスなので、ANAマイルが361マイルたまります。
乗り継ぎまで4時間以上あるのでサンパウロ空港から市内に出ようかと思ったが、市内まで遠そうだったので空港内の散策を始める。とりあえず大きな空港ですが、これといって優れているものもない。
2階の一角にアジアのお土産屋さんが。日本と韓国と中国は一緒くたですね。
空港ではwifiが利用できますが、航空会社のカウンターでチェックインした時に搭乗券の裏に貼られるシールのバーコードが必要みたいでした。
サンパウロからはLAN航空(ワンワールド)。南米で頑張っている航空会社で、強気な値段設定で有名です(笑)でも高いだけあって、リマ行きはB767-300ERで、機内エンタメも充実。洋楽CDをたくさん聞けるので、洋楽好きにはいいかと。ちなみにTAMとLANは合併するらしく、合併後のアライアンスはワンワールドになるそうです。JALのマイルカード持ってくればよかったと後悔。
機内では晩御飯が出されました。鶏肉のカレー風煮つけはおいしかった。右に見えるのはジャガイモのペースト。さすが南米、コメじゃない。
リマ空港に着いたのは23時過ぎ。それでも到着ゲートにはたくさんのお出迎え&客引き。この日は空港野宿せず、空港敷地内にある一泊20000円のホテルに泊まることに。さすがにこのお値段を出すと、何不自由ありません。wifiしっかり飛ぶし、バスタブあるし、充電もばっちり。4時間しか寝れなかったのが残念。
部屋からはごった返す到着ロビーが丸見え。それくらい近い距離にホテルはあります。どうしてもベッドで安心して寝たい場合は予約しておくとよいと思います。実際空港内には空港野宿してる欧米人がそこそこいました。
<7月18日>
クスコ行きのフライトが8時半なので、6時に起床。ホテルの朝食を食べ、いざ空港へ、といっても隣の建物なんですけどね。右が空港で、左がホテル。
リマの空港内には銀行やATM、simを売ってるClaro、フードコートなど一通りそろってます。実は昨日の到着後にClaroのsimをゲットしたので、simフリーの携帯に入れて使えるようにしました。simについては番外編で説明します。
リマからクスコへのフライトはStar Peruという航空会社で移動。クスコ空港は有視界飛行らしく、朝方に便が集中しています。機材はBAe146で初搭乗。
席は3-3ですがかなり無理がある狭さでした。フライト時間は1時間25分程度。途中軽食と飲み物サービスはあります。
クスコに着く。標高3400mは初体験。雲が近いぜー
タクシーでアルマス広場へ移動。ここがクスコの中で最も観光客であふれかえっているところ。
町全体が世界遺産なのもあり、非常に雰囲気がいい。さすがといわざるを得ない。いたるところに警官もいるので治安も安心。スイッチパックひっくり返して荷物の整理とか普通にしてました。ただ、高山病の症状が少し出て、頭が痛かった・・・
広場からクスコ市内観光スポットを巡るバスツアーが20ソル(1ソル≒30円)だったので、迷わず参加。レトロなバスで、スペイン語と英語のガイドがある。
バスは小高い丘に停車し、ここからクスコ市内を一望できる。
夜はもっときれいだろうなぁ・・・昼間でも十分ですが
バスはクスコにほど近いインカ時代の遺跡を素通りして、途中クスコの歴史をスペイン語で解説してくれて(もちろん分からないが)アルマス広場で終着。
お昼ごはんを食べられる店はアルマス広場にたくさんあり、そのうちの1軒を選んでみた。エビがおいしかったです。30ソルくらいでした。観光客価格ですね。
アルマス広場から、マチュピチュ行きの列車が出るオリャンタイタンボというところまでは、時間があまりなくなったのでタクシーを利用。といっても、途中から個人所有のトヨタの普通車に乗ってました(笑)地球の歩き方のデータは古くて、それよりも値上がりしているケースが多いが、交渉の結果、アルマス広場からオリャンタイタンボまで1時間半の道のりを70ソルで行ってくれることに。しかも時速100キロ以上でぶっ飛ばしてくれて、大変助かった。タクシーは交渉に限る。そうして着いたのがオリャンタイタンボというところ。
ここから多くのマチュピチュ行きの列車が出ている。行きはインカレイル16:36発に乗ることにした。ネット予約を事前にしたうえで、現地のチケットオフィスには発車30分前には寄っておく必要があるみたいなので、余裕をもって行動しないと危ないことになるかも・・・
乗車する車両のアルファベットが掲出され、観光客がざわつく。「俺の号車どこだよ!」
車内は天井にもガラスがあって雄大な景色を堪能できる。途中スナックと飲み物のサービスあり。
乗ること2時間弱、終点のマチュピチュ駅に到着!駅というか市街地のど真ん中に停車します。ここでも客引きが結構いるので、宿を抑えていない場合は色々聞いてみるのもありか。ただ時期的にハイシーズンだったので、直前に宿を予約した。
Green natureというホテルで、一泊6,000円くらい。ホテルとホステルの中間くらいの設備で、wifiに接続できなかったり、部屋が虫だらけだったりしたけど、朝食が4:30から、オーナー他英語で色々説明してくれるので、その点は助かった。ここのホテルはプラットホームがある線路沿いに立っているので気動車の音が聞こえます。
せっかくなので夜のマチュピチュの街を散策。坂が多くて結構足にくる。でもライトアップがきれい。レストランはメイン通りに所狭しとあり、どこも大差なさそう。wifiが利用できる店だというアピールが多かった。wifiは何か注文した時にパスワードを聞きだすことで利用可能です。
どこで食べてもそれなりのお値段と、それなりのお味です。
今回はあの、アルパカさんのお肉をいただくことに。癖があるけど食べられます。確か35ソル程度だったかな。このあたりの主食はジャガイモなので、イモがたくさんついてきます。
線路沿いというか、旧ホームはすでに飲食店街になってます。ここでも警官がかなりいるので、一応の治安は安心。
この日は物資の調達、ATMで資金の調達をし、明日のマチュピチュ遺跡行きのバス乗り場を確認しておやすみ。次はいよいよマチュピチュ遺跡へ。