ヨーロッパ南下旅行1日目~ストライキからの北欧~
北欧の入り口デンマークからフランスはパリまで鉄道で南下する旅行をしてみました。
<3月21日>
羽田発フランクフルト行のANA深夜便に乗るため、前日に羽田入り。チェックインしたら、空港係員から「フランクフルトでルフトハンザがストライキするとの連絡がありました。お客様の予約された便(フランクフルト7:15発コペンハーゲン行)は代替便か鉄道になります」とのアナウンス。電車だったら長すぎるだろおい・・・ネットで見た限り代替便って本来の便から10時間後やん・・・
と、早速暗雲が立ち込める中離陸。この深夜便は本来ならB787で運航していたところ、例の不具合でB777-200ERでした。お客さんが少なすぎて、エコノミーなのに3列独占して横になれたので、8時間以上寝てフランクフルト到着。
空港に着くと早速ありました、欠航便のお知らせ。係員曰く、ルフトハンザのチェックイン機でチェックインすれば代替便が出るようになってますとのこと。でも、これで17時発の代替便とかで長時間待たされるなら抗議してやる!と、やけに勇んでルフトハンザチェックイン機へ。
チェックインしたら・・・
あれま、代替便は12時30分発のSA(スカンジナビア航空)便になってました。よかったよかった。もしかしたらスタアラシルバーメンバーが役に立ったのかもしれません。とりあえず鉄道で行ったほうが早く着くみたいな事態は避けることができました。下の写真はルフトハンザのストライキっぷりが分かる1枚です。
12時半の便になったとはいえ、待ち時間がかなりあった(フランクフルト着が05:30)ので、Sバーンに乗ってフランクフルト中央駅へ移動。乗降時には自分でドアの近くの取っ手を引く旧型車両でした。
大学4年以来のフランクフルト中央駅。旅がしたくなる雰囲気は全然変わってなかったけど、くそ寒かった。気温1度。とりあえずホットコーヒーを買う。
駅構内のパン屋さん。出来立てのプレッツェルがよく売れていたので買って食べたら、結構おいしかった。今までナメてましたすいませんでした。
でもホットドッグのほうがもっと好きです(笑)今回はボイルウインナーでしたが、美味い!約2年半ぶりのドイツウインナーに感激しました。
駅構内で撮り鉄ばっかりしてるのも疲れたので、あまり面白味のないフランクフルト市内の観光へ。と言っても朝8時に観光できるところなんてないし、とにかく寒かったので、EUっぽいこいつだけ撮ってさっさと退散。結局SバーンとUバーン乗りまくって、運転士が何をしてるのかとか、そういうところばっかり見てました。ちなみに中央駅構内の観光案内所で地図をもらおうとすると有料でした(確か50セント)。
先進国ドイツでもそうだったので残念だったのが、高額紙幣が券売機で使えないこと。これは日本の感覚でいると調子が狂います。20ユーロ紙幣が使えないと不便だと思うんだけどなぁ。
そんなこんなで空港に戻り代替便に乗り、無事にコペンハーゲン空港に到着。さすが北欧?雪積もってる!空港で24時間フリー切符を買って空港駅から市内のコペンハーゲン中央駅へ移動。なお、このフリー切符は乗車前にホームの黄色い機械でパンチしないと改札車掌に怒られます(怒られましたww)
車内は清潔感があり、引き出して使うテーブルが木で出来ていておしゃれ。停車駅の到着時刻まで車内LEDで流れていて親切。
コペンハーゲン中央駅はそれほど大きくはないが、セブンイレブンありマックありで深夜までお店が営業していて便利。禁煙を絶賛アピール中でした。
駅前からバスに乗って、乗り間違えたりいろいろしているうちにユースホステルに到着。チェックイン後、旅の目的の一つである人魚の像を探しに外出。この日は一時吹雪いて軽装には寒かった。下の写真はホステル近くの庁舎。北欧っぽさが出てます。
コペンハーゲンと言えばここ!というのが下の写真のニューハウン。曇り空なので色が映えませんが、他のところよりカラフルなのがポイント。晴れていれば相当ビューティフルなはずです。
最寄りのバス停から近いと聞いていた人魚の像も、それなりにさまよった結果無事発見できました。午後5時半だったのにギャラリーがいたあたり、相当の人気ですね。
で、肝心の像ですが、素通りしてしまう可能性があるくらいの存在感のなさ。それなりに捜したので見つけた達成感がありつつも、ガッカリできました!雪で滑りそうだったので至近距離まで寄るのは断念しました。
晩御飯は市内のビュッフェで野菜をもりもり食べ、人が少ない夜のストロイエを歩いたり食料品の買い物したりしてました。夜8時で閉まってる店が多かったので、日本の便利さを痛感。セブンイレブンがコペンハーゲンにはたくさんあるのでお買い物はここで済ませました。
今回泊まったホステルでは、同居人が
・ポーランドに留学に来ている中国人大学生
・お父さんがキャセイ職員のカナダ系アメリカ人大学生
・夜しか活動せず、昼間は寝てるオーストラリア人
で、夜はオージー以外の3人で政治問題を含む真面目トークをしてました。領土問題、WWⅡのお話、民主化云々(天安門事件とか)、物価(ユーロ建て)、食品の安全性etc そんなことを英語で話したことなかったので必死でした・・・でも、大学生の彼らの知的好奇心旺盛さには目を見張るものがありました。ちなみに若い中国人男性は日本のAVのおかげでいくつか日本語を覚えているそうです(笑)ホステルのバーでよく分からん外人のお姉さんと話すより有意義に過ごせました。
1日目終わり。