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かけあし旅行記

とある会社員のおでかけ記録

南欧旅行記その4~トレドとプラド美術館、バルセロナへ~

〈1月1日〉

初めて海外で新年を迎えたわけですが、スペインの元旦はこれといってやることがありません。ホテルに籠ることも考えましたが、せっかく来ているので、日帰りでトレドに行こうと思い、部屋で朝ごはんを食べてすぐに出立。ちなみに元旦の朝はお店もほとんど開いていないので(チュロス屋さん以外?)、節約派の方は前日の夜に調達していくのがいいかと思われます。自分はパンとイベリコ豚生ハムとミックスジュースを買っておきました。

 

今回行ったトレドは西ゴート王国の首都でさまざまな宗教が混ざっている場所で、旧市街は世界遺産です。トレドへ行くには電車が便利で、アトーチャ駅から国鉄AVANTに乗って30分ちょっとで着きます。全車指定席ですが当日でも空席はあったので、焦る必要はないと思います。が、結構な乗車率でした。乗客はほとんど観光客で、みんな考えることは同じなのかなと。電車の車内はこんな感じ。1-2のシートの空きがあったので迷わず1席を確保しました。普通は2-2の配列です。

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それなりのスピードを出して走り、30分ほどでトレドに到着します。乗り心地はまずまずでしょうか。ちょっと揺れますが。

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トレド駅からは観光バス、トレドの中央まで行く3ユーロのバスが電車の時間に合わせて出発します。中心まで駅から歩いて20分強ですが、行きは3ユーロのバスに乗ることに。というのも、中心までかなりの登り坂を登らないといけないのです。バスに乗るとトレドの地図をくれましたので、駅を出る前に買える有料の地図は必要ないかもしれません。

 

バスの終点から観光がスタート。元旦なのでお店はそれほど開いていませんが、街並みが美しいという噂を聞いてやってきたので、とりあえず散策開始。街自体は広くないので、3時間もあれば十分に歩けます。

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街の中心にはカテドラル(トレド大聖堂)があり、ミサをやっていました。

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外から見ても結構な大きさ。街の中でかなり目立ちます。

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メインロードから1本外れるとこんな感じの細い道に出ます。ひっそりとしていますが趣がありますね。たまーに日本語の看板なんかあったりしますが、それほど日本人が多いということなのでしょう。確かにこの日もたくさんいらっしゃいました。

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西側にあるサン・ファン・デ・ロス・レイエス教会。

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街の入り口にあるビサグラ門。

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エル・グレコがここトレドに住んでいたということもあり、トレドにはグレコさんの作品がたくさんあります。まぁ元旦なせいでほとんど見ることはできませんでしたが・・・他にはシナゴーグというユダヤ教の会堂もあり、イスラム教のモスクを改装した教会があるなど、見るだけで結構楽しめます。一通り歩き終わった後は、時間があったので街の外周を散策。行きにバスで来た道を歩いて戻りましたが、歩いたほうがいい景色が見れました。写真中央に見える大きな建物はアルカサルです。

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飲食店やお土産屋さんは街にしかなく、駅には小さなカフェしかないので、駅で時間つぶしをするのはあまりおススメできません。あと、電車もそれほど本数がないので、先に切符を買っておくか、余裕をもって駅に到着するように行動したほうがいいと思います。

 

結局この日は歩きまくって疲れたので17:25トレド発のAVANTに乗ってマドリッドに帰り、そのまま市内のビュッフェで晩御飯を食べて、この日は就寝。天気がいまいちだったせいか、トレドの街に対してあまり大きな感動はありませんでしたが、治安もよさそうで、色々な文化を感じ取れるのは楽しいと思いました。

 

〈1月2日〉

この日は雨。でもそれほど寒くはありません。市内を傘さしながら観光するのは気が引けたため、大みそかに行けなかったプラド美術館に行くことにしました。ホテルをチェックアウトして、アトーチャ駅のLeft Baggage(熱帯植物園の奥にあります)に荷物を預け、身軽な状態で美術館に向かったところ、

 

なんと大行列!!

 

確実に進んでいく列でしたが、1時間以上待ってようやく入場。入ったころには若干疲れていましたが、せっかく来たからには時間の許す限り見て回ろうと思い、日本語の案内マップを手に取っていざ観光。

 

プラド美術館は15世紀以降のスペイン王室のコレクションを展示する美術館として世界的に有名で、あまり芸術の教養のない自分でも知っている名前が結構あり、ゴヤベラスケスルーベンスレンブラント、ムリーリョ、エル・グレコなどイタリア画家やフランドル派の絵画まで多彩な収蔵作品でした。なお、プラド美術館内は撮影禁止なのでご注意ください。

 

美術館見学後は、スペインに留学中の大学の先輩と、サン・ミゲル市場付近で昼食。タパスやパエリア、焼きイカ、ワインにタラの揚げ物、ビールをファンタレモンで割った新感覚の飲物(クララというらしい)など、どれもかなり美味しかったです。突然の連絡で、しかも雨の中来ていただいて本当にありがとうございました。そしてごちそうさまでした。

 

ご飯を食べた後は再びアトーチャ駅に行って、いよいよ最終目的地バルセロナへ移動します。移動はAVEで約3時間です。トレドに行くAVANTも同様ですが、待合室側に入る前には手荷物検査を受けるので、余裕をもつのがベターです。ここでミラーレス一眼の電源が入らなくなるトラブルが発生し、以降はiPodや携帯のカメラでの撮影になり、結構がっかりな感じでしたが、なんとか持ちこたえつつ、マドリッドに向かいました。

 

AVEの車両はドイツのICE3とほとんど同じで、内装もほとんど同じでした(ガラスみたいなパネルに赤文字で情報を表示するところとか)。違いは、2等車でもイヤホンが配られて車内で音楽が聴けることとかですかね。時速は300キロで走るので速いですが、日本の新幹線と比べるとかなり揺れます。勾配があるとすぐにわかる感じです。でもまぁそれなりに快適に過ごせました。

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バルセロナの到着駅はサンツ(Sants)駅で、街の中心部からはやや離れていますが、ここから空港行きの在来線が出ているので、ホテルも駅の近くに取りました。

泊まった宿はExpo Hotel Barcelonaという大きいホテルです。

駅から見えているので迷うことはありません。ちなみに併設されていたスーパーはすでに閉店・撤退しているので、ホテルサイトのレビューはあてになりませんのでご注意を(駅にコンビニはあるので、そこで最低限は買える)。

宿の簡単なレビューをすると、

・部屋は必要十分の広さ

wifiがかなり高速

・バスタブもある

・金庫が暗証番号式ではなく鍵式、しかも鍵はフロントにて有料

・テレビがブラウン管

・ちょっと壁が薄い

・部屋数がかなり多い

・朝食は飛び込みでも有料で食べられる

・日本人観光客も多い

といったところでしょうか。お値段を考えるとまずまずかなと思います。

 

この日は晩御飯を駅のマックで済ませ(スペインでの初マック、EAZY ORDERあり)、チェックイン。部屋では翌日の観光に備えてネットで事前予約をしてから就寝しました。バルセロナガウディ観光スポットは大概ネットで予約しておけば並ばずにスムーズに入れると先輩から教わっていたので、愚直に実行。結構高いですが、それはまた次に書きます。

 

その5に続く