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かけあし旅行記

とある会社員のおでかけ記録

Alaska・Fairbanks短期旅行~極寒のオーロラ鑑賞~

久々に「かけあし旅行記」らしい旅行に行ってきました。今回の行先はアラスカ!もちろん目的はオーロラ鑑賞です。

 

実のところ、オーロラと言えばカナダのイエローナイフが最も観測率が高いと言われていますが(3日間滞在したら95%の確率で見えるらしい)、でもこれってよく見ると、思ったほど高い確率ではありませんね。というのも、

  • 3日間の滞在中に1回でもオーロラが見える確率=95%の時、1日の滞在でオーロラが見える確率≒64%

になるからです。短期滞在であればより運勝負の要素が強くなりますし、仮にオーロラが見えてもほんの微かに見えるだけだったりする場合もあるので、95%という数字の持つ威力ほどの期待はできないのではないかと(笑)

 

そんな能書きはさておき、アラスカへはアメリカ国内からであればパスポート不要で行けるので、手軽さと晴天率の高さから単身でフェアバンクスに行くことにしました。

 

<3月15日>

今回はアメリカ国内線の評価No.1のアラスカ航空

www.alaskaair.com

を利用しました。確かに係員の対応も他と比べれば良いし、デルタの上級会員であればシートピッチの広い席(プレミアムクラス)を無料で選べるし(2017年4月末で提携終了)、定時性も問題ないしいいなぁ・・・と思っていました。が、最後の最後、フェアバンクス到着後、

 

「〇〇さま、至急サービスカウンターまでお越しください(英語で)」

 

やっぱりでした。預入荷物が乗り継ぎ地のシアトルでミスったそうです。25ドル払って預けたのに、それでもなくすんですね。もはやこの手のトラブルにはなれましたが、なぜこんなにも頻繁に発生するのか疑問です。服しか預けてないのに・・・。アメリカ国内線は極力機内持ち込みをおススメします。結局、荷物は2時間後にある次の便で届くらしいので、ホテルの場所だけ教えて、宿に直行しました。

 

フェアバンクス空港では大きなクマさんがお出迎え。冬眠中なのにお仕事ご苦労様です(違)

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フェアバンクスはUberLyft等のライドシェアはないので、タクシーか宿のピックアップサービスを利用します。タクシーだと空港から市内中心部まで20~30ドルとかなり高めです。なお、一部のホテルは空港にあるホットラインから直接ピックアップサービスを呼び出せるようになってました。

 

<3月16日>

ホテルで朝食を取り、時差ぼけ解消のため昼まで睡眠(アラスカはニューヨークと4時間の時差)。今回の旅の目的はオーロラただ一つで、それ以外のアクティビティは寒い(あと値段が高い)のでパスしました。寒いってどれくらい寒いかというと、

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冷凍庫が温かいレベルですね。例年3月はもう少し温かいはずですが、今年は1月2月のそれと変わらないそうで、地元のツアーガイドも「今年は寒いし雪が多くておかしいぜ、これも温暖化の影響かい、トランプさんよ(笑)」と。この通り北海道の超奥地並み(陸別あたり)?に寒いので、超寒冷地仕様の服がない場合、現地でのレンタルを強くお勧めします。

 

ちなみに現地のアクティビティ候補は

  • チェナ温泉(日帰り179ドルから)
  • 北極圏に行くツアー(220ドル)
  • 犬ぞり(160ドル)
  • スノーモービル(150ドル)
  • アイスフィッシング(125ドル)
  • 氷の彫刻鑑賞(入場料5ドルくらい)

などがあり、これにオーロラツアーを付け加えることも可能。現地の人曰く、一番エキサイティングなのは夜の犬ぞりらしい。真夜中オーロラが空を彩る中、猛スピードで雪原を駆けるのがたまらないらしい。また、現地ではお一人様でも申し込みが出来るアクティビティが結構あるので(ネットでは2人以上で申し込めとか書いてあっても)、事前でネット予約だけではなく現地で直接予約という手もあります。オーロラだけは事前予約をお勧めしますが。

 

さて、オーロラ以外ホテルに引き籠るにしても、食料が必要なので買い出しに行ってきました。今回宿泊したホテルは電子レンジと冷蔵庫があったので、冷凍食品を中心に野菜、フルーツなどを大量に購入。スーパーはFred Meyerというアメリカ型スーパーが市内に2軒あるので、そこでお買い物。イートインコーナーもあるので助かりました。このFred Meyerはアメリカを代表するスーパーであるKrogerの子会社であり、クローガーブランドの商品もたくさん買えます。値札も全く同じで、とても親近感がわきました。ちなみにフェアバンクス市内にはウォルマートもあります。

 

レンタカーがない場合、タクシーで買い物に行くことになるわけですが、これが電話で呼んでも中々来ないので要注意です。自分は買い物終了後、スーパーで1時間待ち、それでも来ないので寒い中歩いて帰ろうと無謀なことをしようとしたところ、スーパー入り口あたりで救済されました(笑)さすがに氷点下20度の中、1時間歩いて帰るのは文字通り死を意味しますので、どんなに長く待ってもタクシーを待つべきです。

 

さて、本命のオーロラツアーですが、今回は2日間で2種類のツアーを予約しました。1つ目は郊外の大きいコテージでオーロラを待つタイプ(105ドル)、翌日は車の中でオーロラを待つタイプ(95ドル)。どちらも夜10時頃ホテルを出発して、片道約30~40分ほどかけて観測ポイントへ向かい、そこで約3時間半ほど待機、見れたらラッキーというもの。ホテルに帰ってくるのは2時半とかになり、就寝が3時半ごろになります。不規則生活万歳ですね。

 

初日のツアーは大きいコテージタイプだったので、コーヒーを飲みながらオーロラが現れるのを待ちます。ちなみにツアー客の7割が中国人、2.9割がアメリカ人、そして日本人1名で、凄まじいチャイナ率。アメリカ人ツアーガイドも中国語堪能というまさに中国人向け仕様になってました。アメリカ人がいなかったら哈爾濱と変わらない(笑)このコテージ内は暖房が効いているので、寒さを(ある程度)しのげます。

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この日のオーロラ予報はレベル3(控え目)。真夜中になるにつれて、それらしきものが出てきました。最初は虹みたいな筋しかなかったものが、少しずつ動き始めます。

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写真と肉眼では結構見え方が違うのであれですが、実際のオーロラはかなり動いています。言葉で表現するのが難しいですが、簡単に言うと予想不可能な動きをしていました。今宵は空が澄んでいて、星もとても綺麗でした。

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下のように、携帯のライトを利用して、ちょっとした遊び心のある写真も撮れます。

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初日ながらよく見えて良かったです。今回は単焦点カメラで撮影しましたが、皆さんガチの一眼で撮影してましたし、そっちの方がさすがに写りは良かったので、次回来るならフル装備で臨みたいところ。

 

<3月17日>

朝食後、ホテルの周りを散策。と言っても、とにかく寒いし、周りに何にもない(笑)ダウンタウンのホテルにすれば、多少の飲食店などはあります。

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車にはプラグインと呼ばれる端子がついており、外のケーブルとつなげて冷気に弱いヒーターなどを適度に温めます。これぞ超寒冷地仕様

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空気中の水蒸気が上空3~5m付近で凍って、浮遊している面白い現象にも出会えました。要は寒すぎるってことです。

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夜のオーロラツアーまではジムで運動したり寝たりして時間つぶし。じっくりと本を読むのも悪くないと思います。

 

本日のツアーはマーフィードームと呼ばれる軍用レーダーのある丘でオーロラ鑑賞をするというもの。昨日のコテージツアーと値段は10ドルしか変わりませんが、待遇には大きな差があります。

マーフィードームのツアーは

  • 飲み物なし(スナックのみ)
  • トイレなどの施設なし(我慢するのみ)
  • 車の中で待機以外することなし
  • 場所は最高(360度見渡せる)
  • 風が強い&標高が高いので、輪をかけて寒い

です。よって、過酷な環境を嫌う方は素直にコテージ系のツアーをお勧めします。この日の夜の気温は-26度くらいでしたが、標高と風のせいで実際の体感気温は-40度くらいで、屋外活動時間は3分が限界でした(防寒の意味がなく、全身が凍る)。

 

しかもオーロラ予報ではレベル3予報でしたが、実際はほとんど見えず、不発に終わりました。見えればこのドームとの組み合わせで良い画がとれたはずでしたが、残念。

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<3月18日>

フライトが翌日の1:30AMなので、この日はオーロラツアーには参加せず、睡眠不足解消に努める。オーロラが見えるとすればフライト中になるので、それを祈るばかり。この日のオーロラ予報はレベル4だったが、結局うまく見えず仕舞いだった。

 

☆まとめ☆

超短期滞在でしたが、1度はオーロラを見れたので来た甲斐があったと思います。屋外でのオーロラ鑑賞は本当に寒くて体力をかなり消費しますが、それに値する美しさでした。市内の探検が出来たら尚良かったのですが、それは次の機会にしようと思います(アラスカのメインシーズンは夏らしい)。また、アラスカの人たちは基本的に優しい人たちが多かった印象で、田舎の良さも同時に味わうことが出来ました。

 

現在、日本からのアラスカ直行便はチャーターしかないので残念ですが、是非夏と冬には定期便を飛ばしてもらいたいところです。片道7時間でアメリカの大自然を味わえるのはとても魅力的ですので。