かけあし旅行記

とある会社員のおでかけ記録

イギリス鉄道旅その2~イギリス国立鉄道博物館とヨーク~

<11月25日>

※今回は鉄道分が最も濃いです※

午前中はロンドン各地の駅の視察をして、ちょっと野暮用を済ませる。写真はリバプールストリート駅。各ターミナル駅に違った味があるので、これはこれで面白い。

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こちらはキングスクロス駅。この駅は、鉄道好きでなくても知っている人は多いはずです。

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そう、ハリーポッターで出てくる9と3/4番線があるんです。この通り行列が途切れません。

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このショップは確実にぼろ儲けだろうなぁと(笑)

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今日の目的地はイギリス中部のヨークです。ヨークまでロンドンから特急で約2時間。運航はVirgin Trainです。

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Virginの車内は結構おしゃれで、企業文化が出てるなぁと思いました。ちなみにこの特急、ほとんどの乗客が座席指定をしていたので、パス利用でない場合は指定したほうが無難です(空席を探すのが大変)。定刻通りにヨークに到着。中間駅らしい構造です。駅構内で昼食を取り、いざミュージアムへ。

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駅から歩いて5分ほどで、国立鉄道博物館に到着。何と今年7月から入館料が無料になりました!懐の大きさを感じます。

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かつての王室専用車両の展示もあります。

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車内の座席を用いたレストラン。実際に食事をとれます。

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昔の機関車。こちらの博物館は高齢の人たちが多く、昔の鉄道を懐かしんでいるような感じ。

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館内では指定された時間に説明イベントがある。もちろん無料。この日は王室車両の説明会でした。

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郵便車両。仕分けをしながら走っていたみたいですね。

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博物館から、片道2ポンドでヨーク市内中心部まで連れて行ってくれるとのことで、この機関車型のトロリーに乗って移動。

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道中の景色もかなり良い。

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 ヨークは城壁が残る街で、今でも城壁内部が市内中心部です。

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バスはヨークミンスター(大聖堂)前で停車。北ヨーロッパではドイツのケルン大聖堂に並ぶ傑作らしい。確かに外見からして素晴らしい。

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帰りのバスまで30分あるので、市内中心部を散策。こじんまりとしている、かわいい街というイメージ。治安もよさそう。

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屋外マーケットもたくさん出ていました。

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クリスマスマーケットですね。歩くだけで楽しいです。ホットワインに思わず手が伸びそうだったものの、博物館見学がまだ残っているので我慢。

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予定通り博物館に帰り、館内の見学を続行。ユーロスター(旧式)の機関車です。

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そして、この博物館最大の目玉は、

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なんと0系です!JR西日本から寄付されたそうで、イギリスの車両に囲まれて完全に異彩を放っています。日本語の説明まであり。

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もちろん車内も見学可。この国鉄臭がプンプンする車両を見て、イギリス人は何を思うんでしょうか。比較して分かったけれども、日本の新幹線はやっぱり大きい。座席が3-2の配置なのが大きい。欧米は2-2が主流。

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その他、実際に動く転車台の説明がありました。

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英国製機関車の勢ぞろい。リアルトーマスやん!

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会場上部にはとても古い形式の信号が(腕木式信号機!!)

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なんと実際の東海岸線の在線モニタも見れます。ヨーク駅構内の配線が良く分かります。

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博物館からヨーク駅を望む。

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信号てこ。いまだに結構使っているらしい。

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そして、なんとタブレット!貴重です。

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日本のJRでは、通常でのタブレット閉塞は全廃になったはず。台湾に行ったら見れるけど。タブレットもイギリスの発明品。素晴らしい。

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一通り見学を済ませ、再びVirgin特急でロンドンに戻る。その後、ロンドン市内で停電というニュース(本当に文字通りブラックフライデーやん、という突っ込みはさておき)

www.thesun.co.uk

が流れ、ホステルに戻らず他の路線に乗って時間潰ししてました。これはEuston駅から出ているMidlandsという路線で、バーミンガムまでの近郊列車。通勤電車でもクロスシートで普通にワイン飲んでるのはちょっと違和感ありでしたが、よくよく考えてみると、常磐線でワンカップ飲んでるのと同じか(笑)途中の主要駅まで行って、帰りはまたもやVirginの特急で帰ってきました。

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駅で晩御飯を食べ、帰る頃には電力もすべて復旧していて一安心。

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その3に続く