駆け足インドネシア旅行その1~ジャカルタ~
年度末という世にも忙しい時期に海外へ脱出できました(笑)今回はインドネシアです。地味に初の南半球であります。
<3月27日>
毎回旅行にはいくつかの目的をもっていくわけですが、今回の目的の一つは「羽田から出国」。23:30発のシンガポール行きに乗るために羽田空港へ移動。浜松町からモノレールに乗るが、平日の夜9時台はとても空いていて快適な移動。国際線ターミナル駅もご存じの通り、駅と出発ロビーが直結していてシームレスな移動が可能。羽田の国際線ターミナルは広くはないので施設もコンパクト。インドネシアルピアと米ドルの両替を済ませ、しばし空港散策。ちなみに今回の旅のお供はこのリュック。機内持ち込み可能なので、空港で乗り換える時のロスがなくなります。
これからANAに乗るけれども、デッキから見えるのはJALばっかり。
旅行の目的2つ目は「カードラウンジの利用」。ANAのAMEXを取得したので空港のカードラウンジ(ラウンジA)を利用できるのでいざ突撃。スペースはあまり広くなく、すぐ満席になってしまうほど。飲み物が飲めてちょっと落ち着けるかもしれない。仮眠スペースもあるがすでに占領されていて使えず。タダならいいけどお金払ってまで・・・という印象。営業時間も24時までと、24時間空港らしくない。
羽田発のANA便は時刻通り。B767-300ERだが、座席があのFixed Back Shellスタイルなのでリクライニングが変。ピッチも狭いのでやや窮屈かなと思いつつ、一路シンガポールへ。
<3月28日>
現地時間5:55にチャンギ空港着。空港内施設は去年利用した時に散策して把握していたので、テレビ見ながら暇つぶし。途中おなかがすいたので朝ごはんをいただく。前回の旅行で残ってしまったシンガポールドルを消費できてよかった。シンプルな味付けでおいしかったです。
シンガポールからはAir Asiaでジャカルタへ。今回は足元の広いホットシートを予約したので快適なフライト。正直ANAより快適でした(笑)1時間半ほどでジャカルタはスカルノハッタ国際空港に到着。
空港でビザを買い、無事に入国。ビザは米ドルで支払うのが一番早く済みます多分。入国したはいいものの、自分の居場所が事前情報を仕入れてなかった第3ターミナルで、市内にどう出るかで迷う。さらっと見た感じ市内行きバスが来る気配がないので仕方なく第2ターミナル(国際線のメインターミナル)へ移動。ここで現地人のぼったくりに遭う(笑)ターミナル間の移動なのに50000ルピア(≒500円)とか吹っかけてきたので喧嘩してキレたが、50000ルピア取られた。実はターミナル間のシャトルバスがそこそこ走っているのを後で知りました。被害は少なかったが、ここから気合を入れなおして旅行再開。ちなみにスカルノハッタ空港はヤバそうな白タク多いので注意です。
第2ターミナルからは市内行きのバスが出ているのでそれに乗る。行先はガンビル駅。お値段20000ルピア。さっきのタクシーより安い!(笑)どこ行きなのかは見ただけだと分かりにくいので、その都度案内係のおっちゃんに「これどこ行くの!?」と聞くのがポイント。バスを待つのはもちろん屋外なので、いるだけで汗だく状態でした・・・
空港から1時間ちょっとでガンビル駅到着。ここでのミッションは「明日のジョグジャカルタ行きのチケットを買う」ということで、インドネシア国鉄の「みどりの窓口」で切符購入。買い方は日本と同じように申込用紙に必要事項を記入して提出するだけ。簡単に買えました。
駅には列車の料金表のようなものがズラズラと掲示されていました。日によって結構料金の差があるようです。
駅の外を歩いていると怪しげな看板が。これはトーマス的なあれでしょうか(笑)
駅の中にあるCFCという、いかにもKFCのパクリっぽいお店で鶏肉とポテトを食べ(味は普通)、市内観光がてらホテルへ移動開始。駅の近くには独立記念塔があり、まわりはムルデカ広場となってます。この日はジャカルタでデモがあったらしく、広場の中には軍人さんがわんさかおりましたが、仰向けで昼寝したりと非常にまったりムードでした。
その後はトランスジャカルタというバスの停留所まで歩く。ジャカルタは地下鉄がなく(建設計画はある)、専用バスレーンを走るトランスジャカルタが公共交通。車&バイク社会で横断歩道がほとんどなく、車の流れを見ながら上手く渡るしかない。30分ほど歩いてバス停に到着したものの、汗かきすぎて大変なことになってました。さすが熱帯。
このトランスジャカルタというバスは3500ルピア(≒35円)でどこまでも行けるスグレもの。バスに乗り終点のコタ駅まで移動。そこから20分歩いてホテルに到着。ジャカルタの街を歩いて思ったことは、
・大気汚染がひどすぎる(マスクをしてる現地の方が多い)
・歩くのには向いていない(バスやタクシーを積極的に利用すべき)
ホテルにチェックイン後、しばらくお昼寝。暑さと空気の悪さでダウンしてました。夕方元気になったところで周辺散策。まずはホテル周辺のマンガドゥアモール。別名「東南アジアの秋葉原」(地球の歩き方より)というだけあって、電気屋さんだらけ。
お次はコタ駅。ここはインドネシアの近郊路線のターミナルで、日本から譲渡された車両が現役で走っていることで一部では有名です。
東京メトロの車両が来ました。エアコンがついていて、ちゃんとドアも閉まるので急行列車として使用されています。
これは都営三田線で走っていた車両。今回はこれに乗りました。
ちょうど帰宅ラッシュと重なり、さながら日本と変わらない混雑っぷり。始発駅では発車前ギリギリまで売り子さんたちが車内を練り歩きまくり、とにかくうるさい(笑)きっぷはただの紙切れで、乗車前と車内で2回改札を受けるが、その辺で売っている穴あけパンチで穴を開けるだけで、ゴミは車内に散らかる、そんなアバウトさでした。
コタ駅に帰ってきたのが20:00頃。ホテル近くの飲食店で晩御飯を、と思っていたがデモの関係でかお店が軒並み閉店。仕方なくホテルのレストランで済ませました。味はまあまあでしたが、一部強烈なにおいを放つ魚の揚げ物があり、ギブアップ。夕食後は部屋でまったりして就寝しました。