駆け足インドネシア旅行その2~ボロブドゥール&プランバナン~
<3月29日>
チェックアウトしていざガンビル駅へ。8:00の列車に乗るのに7:20にホテルからタクシーに乗ったが、案の定朝の渋滞につかまり、駅に着いたのが7:55。ここで列車に乗れないと予定がすべて狂うので猛ダッシュして乗り込む。列車の写真を1枚撮るのが限界だった。異国で焦るのは良くないですねやっぱり。
1番いい席を買ったので、車内はグリーン車よりピッチが広くてフカフカで座席、コンセントあり、テレビ付きで快適そのもの。焦って走った分疲れたので爆睡できました。線形は悪いけれどもその揺れが何とも言えないいい感じ。
お昼ごはんは車内販売でいただくことに。車内のスタッフや車掌さんはともに英語OKで助かった。注文すれば座席まで持ってきてくれます。味はまずまずです。
列車は1時間遅れの16時過ぎにジョグジャカルタ(以下ジョグジャ)に到着。ジョグジャの街をふらふらと歩いてみたが、案の定道に迷い、ミニバスに救済されました(笑)ジョグジャも街自体大きいので歩いての移動はあまり得策ではなさそう。写真は救済してくれたおっちゃん。
バスがついたのは北部にあるジョンボルバスターミナル。ここからボロブドゥールへのバスが出ていると聞いていたが、最終バスが16:00発とのこと。詰んだ。疲れたので売店で飲み物(ポカリスエット:インドネシアではいたるところで売ってます)を買って休憩してみた。
やっぱりバスは来ないようだ。これでは埒があかないのでタクシーでボロブドゥールまで移動することに。1時間くらいかかったが150000ルピア(≒1500円)で済んだのは助かった。トヨタのいい車でエアコンかけまくりで1時間ぶっ飛ばしてくれた運転手に感謝!
世界遺産のボロブドゥールの入口に着くと、すでに夕暮れ。タクシーを降りると早速人力車やバイクのお誘いが来るが、「俺歩いて行くからごめんねー」というと、結構納得してくれた。だって宿まで1キロないのに歩けないほど疲れてない(笑)
歩いてしばらくすると本日のお宿「マノハラ」に到着。ここはボロブドゥール遺跡の中にあるホテルであり、翌朝のサンライズツアーが有名。受付の方もフレンドリーだし、宿全体の雰囲気が良い。
ロッジ形式で、wifiも使えます。バスタブもあるので日本人でも安心かな。翌朝のボロブドゥールサンライズツアーに申し込んで、ホテル内のレストランで晩御飯を食べ、翌朝に備えて早めに就寝。
<3月30日>
サンライズツアーは早朝4:30出発。参加者は15名程度。まだ暗いうちにボロブドゥールに入り、日の出を頂上で見ましょうというもの。ボロブドゥールは6:00開園だが、それより先に入れてしまうのが良いところ。何より6:00以降は観光客でごった返すので、人が少なく涼しい時間に観光できるのがいい。
朝5:00。遺跡のてっぺんに到着。まだ暗い・・・
徐々に晴れてきます。
朝もやと遺跡群
そしてご来光
ボロブドゥールの全貌。いい天気に恵まれました。
遺跡からホテルまで歩いて戻って、朝ごはんを食べた後は当然のように2度寝(笑)10:00にチェックアウトして、昨日乗れなかったバスでジョグジャへ戻る。途中弾き流しや物売りがいっぱい乗ってきて騒がしくなったが、もう慣れていた。バスは20000ルピアとタクシーよりはるかに安い(ただし時間が1.5倍くらいかかる)。ちなみに高校生が車内でタバコを吸ってましたが、この国はタバコの吸いすぎが問題のようです。
ジョグジャに着いてからは市内を散策。中心部のマリオボロ通りは本当にバイクだらけ。ショッピングセンターの中にはゲーセンがあり、マレーシアと同じく日本の機械がそのまま入ってました(笑)ショッピングセンター内のケンタッキーで昼食を取り、もう一つの世界遺産へ移動することに。
その世界遺産とはプランバナン。市内のバス(トランスジョグジャ)で終点から徒歩10分くらいで着きます。ここでも公園内で「ガイドしようか」とお誘いを結構受けますが、「自分で歩きたいんだよ」とちゃんと言えば問題なし。実際、飛行機の時間を考えるとゆっくりできなかったので、要所だけめぐりたかったのです。というわけで一人で見て回る。
ヒンドゥー教と仏教の融合が見られるのがこの遺跡の特徴
公園内はわりと整備されています。観光客もまばらで、ガツガツしなくて済みました。
さくっと観光した後はバスでジョグジャの空港へ。ここから帰路です。まずはジョグジャからLCCのライオンエアでジャカルタへ。ジョグジャの空港はこじんまりとしているが、人は結構いる。
ライオンエアの機材はB737-900ERでとてもきれい。座席は狭いけど1時間のフライトなら我慢できる。フラッグキャリアのガルーダ便は遅れていたけど、幸いライオンエアは遅れなし。機内清掃が超適当だったけれど、それはもうLCCなので多めに見ました。
ジャカルタのスカルノハッタ空港第1ターミナルに到着。ここは主に国内線用なのでタチ悪い現地人は少なく、難なくシャトルバスに乗車。第2ターミナルで出国手続き、お土産購入、ANAの直行便で翌31日に無事に帰国しました。スカルノハッタから登場する際、搭乗ゲート直前で液体類を捨てなければいけないので、お土産に飲料を買うとがっかりするので注意です。
あまり休みが取れない中でタイトな日程だったが、人口第4位のパワーを感じることはできた。スマトラやバリ、パプアの方まで行ってみたかったのが本音。