かけあし旅行記

とある会社員のおでかけ記録

南欧旅行記その4~トレドとプラド美術館、バルセロナへ~

〈1月1日〉

初めて海外で新年を迎えたわけですが、スペインの元旦はこれといってやることがありません。ホテルに籠ることも考えましたが、せっかく来ているので、日帰りでトレドに行こうと思い、部屋で朝ごはんを食べてすぐに出立。ちなみに元旦の朝はお店もほとんど開いていないので(チュロス屋さん以外?)、節約派の方は前日の夜に調達していくのがいいかと思われます。自分はパンとイベリコ豚生ハムとミックスジュースを買っておきました。

 

今回行ったトレドは西ゴート王国の首都でさまざまな宗教が混ざっている場所で、旧市街は世界遺産です。トレドへ行くには電車が便利で、アトーチャ駅から国鉄AVANTに乗って30分ちょっとで着きます。全車指定席ですが当日でも空席はあったので、焦る必要はないと思います。が、結構な乗車率でした。乗客はほとんど観光客で、みんな考えることは同じなのかなと。電車の車内はこんな感じ。1-2のシートの空きがあったので迷わず1席を確保しました。普通は2-2の配列です。

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それなりのスピードを出して走り、30分ほどでトレドに到着します。乗り心地はまずまずでしょうか。ちょっと揺れますが。

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トレド駅からは観光バス、トレドの中央まで行く3ユーロのバスが電車の時間に合わせて出発します。中心まで駅から歩いて20分強ですが、行きは3ユーロのバスに乗ることに。というのも、中心までかなりの登り坂を登らないといけないのです。バスに乗るとトレドの地図をくれましたので、駅を出る前に買える有料の地図は必要ないかもしれません。

 

バスの終点から観光がスタート。元旦なのでお店はそれほど開いていませんが、街並みが美しいという噂を聞いてやってきたので、とりあえず散策開始。街自体は広くないので、3時間もあれば十分に歩けます。

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街の中心にはカテドラル(トレド大聖堂)があり、ミサをやっていました。

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外から見ても結構な大きさ。街の中でかなり目立ちます。

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メインロードから1本外れるとこんな感じの細い道に出ます。ひっそりとしていますが趣がありますね。たまーに日本語の看板なんかあったりしますが、それほど日本人が多いということなのでしょう。確かにこの日もたくさんいらっしゃいました。

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西側にあるサン・ファン・デ・ロス・レイエス教会。

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街の入り口にあるビサグラ門。

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エル・グレコがここトレドに住んでいたということもあり、トレドにはグレコさんの作品がたくさんあります。まぁ元旦なせいでほとんど見ることはできませんでしたが・・・他にはシナゴーグというユダヤ教の会堂もあり、イスラム教のモスクを改装した教会があるなど、見るだけで結構楽しめます。一通り歩き終わった後は、時間があったので街の外周を散策。行きにバスで来た道を歩いて戻りましたが、歩いたほうがいい景色が見れました。写真中央に見える大きな建物はアルカサルです。

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飲食店やお土産屋さんは街にしかなく、駅には小さなカフェしかないので、駅で時間つぶしをするのはあまりおススメできません。あと、電車もそれほど本数がないので、先に切符を買っておくか、余裕をもって駅に到着するように行動したほうがいいと思います。

 

結局この日は歩きまくって疲れたので17:25トレド発のAVANTに乗ってマドリッドに帰り、そのまま市内のビュッフェで晩御飯を食べて、この日は就寝。天気がいまいちだったせいか、トレドの街に対してあまり大きな感動はありませんでしたが、治安もよさそうで、色々な文化を感じ取れるのは楽しいと思いました。

 

〈1月2日〉

この日は雨。でもそれほど寒くはありません。市内を傘さしながら観光するのは気が引けたため、大みそかに行けなかったプラド美術館に行くことにしました。ホテルをチェックアウトして、アトーチャ駅のLeft Baggage(熱帯植物園の奥にあります)に荷物を預け、身軽な状態で美術館に向かったところ、

 

なんと大行列!!

 

確実に進んでいく列でしたが、1時間以上待ってようやく入場。入ったころには若干疲れていましたが、せっかく来たからには時間の許す限り見て回ろうと思い、日本語の案内マップを手に取っていざ観光。

 

プラド美術館は15世紀以降のスペイン王室のコレクションを展示する美術館として世界的に有名で、あまり芸術の教養のない自分でも知っている名前が結構あり、ゴヤベラスケスルーベンスレンブラント、ムリーリョ、エル・グレコなどイタリア画家やフランドル派の絵画まで多彩な収蔵作品でした。なお、プラド美術館内は撮影禁止なのでご注意ください。

 

美術館見学後は、スペインに留学中の大学の先輩と、サン・ミゲル市場付近で昼食。タパスやパエリア、焼きイカ、ワインにタラの揚げ物、ビールをファンタレモンで割った新感覚の飲物(クララというらしい)など、どれもかなり美味しかったです。突然の連絡で、しかも雨の中来ていただいて本当にありがとうございました。そしてごちそうさまでした。

 

ご飯を食べた後は再びアトーチャ駅に行って、いよいよ最終目的地バルセロナへ移動します。移動はAVEで約3時間です。トレドに行くAVANTも同様ですが、待合室側に入る前には手荷物検査を受けるので、余裕をもつのがベターです。ここでミラーレス一眼の電源が入らなくなるトラブルが発生し、以降はiPodや携帯のカメラでの撮影になり、結構がっかりな感じでしたが、なんとか持ちこたえつつ、マドリッドに向かいました。

 

AVEの車両はドイツのICE3とほとんど同じで、内装もほとんど同じでした(ガラスみたいなパネルに赤文字で情報を表示するところとか)。違いは、2等車でもイヤホンが配られて車内で音楽が聴けることとかですかね。時速は300キロで走るので速いですが、日本の新幹線と比べるとかなり揺れます。勾配があるとすぐにわかる感じです。でもまぁそれなりに快適に過ごせました。

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バルセロナの到着駅はサンツ(Sants)駅で、街の中心部からはやや離れていますが、ここから空港行きの在来線が出ているので、ホテルも駅の近くに取りました。

泊まった宿はExpo Hotel Barcelonaという大きいホテルです。

駅から見えているので迷うことはありません。ちなみに併設されていたスーパーはすでに閉店・撤退しているので、ホテルサイトのレビューはあてになりませんのでご注意を(駅にコンビニはあるので、そこで最低限は買える)。

宿の簡単なレビューをすると、

・部屋は必要十分の広さ

wifiがかなり高速

・バスタブもある

・金庫が暗証番号式ではなく鍵式、しかも鍵はフロントにて有料

・テレビがブラウン管

・ちょっと壁が薄い

・部屋数がかなり多い

・朝食は飛び込みでも有料で食べられる

・日本人観光客も多い

といったところでしょうか。お値段を考えるとまずまずかなと思います。

 

この日は晩御飯を駅のマックで済ませ(スペインでの初マック、EAZY ORDERあり)、チェックイン。部屋では翌日の観光に備えてネットで事前予約をしてから就寝しました。バルセロナガウディ観光スポットは大概ネットで予約しておけば並ばずにスムーズに入れると先輩から教わっていたので、愚直に実行。結構高いですが、それはまた次に書きます。

 

その5に続く

 

南欧旅行記その3~マドリッド年越し~

 

 

 

〈12月31日〉

リスボンを離れ、いざスペインの首都マドリッドへ。ということで、5時過ぎに起床し、フライト情報を確認してチェックアウト。宿のおじさんに空港まで地下鉄とタクシーどっちがいいか聞いたところ、雨だしタクシーで行けば、とのことで、宿の前に待っているタクシーに乗り込む。雨でも陽気な運転士は快調に飛ばしてくれて、15分足らずで空港に到着。お値段6ユーロ弱とお得。

 

空港に着くと、早朝にもかかわらず結構な人。ポルトガルだけあってTAP Portugalがかなりのスペースを持ってました。

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モバイル搭乗券を用意していたのでそれでゲートを抜け、いざTAPのラウンジへ。

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ラウンジ内は2階構造になっていて、1階には食べ物や飲み物が置いてあり、2階はくつろぎスペースになってます。結構おしゃれなラウンジだなぁと思いました。

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ラウンジで朝ごはんを食べようと思っていたので、色々ある中からタルトをチョイス。普通に美味しかったです。他にはサンドやハムなどもあったので、食べ物が比較的充実している方だと思いました。

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今回のフライトは

TP1012便 リスボン9:15発マドリッド行き(11:35着) Fokker100 ビジネスクラス

Fokker100は1980年代後半に売れた飛行機で、席はABとCDEに分かれていて新幹線みたい。今回初搭乗でした。ビジネスと言えど席はエコノミーと変わらず、朝ごはんがついてくる程度でした。ビジネスクラスは自分含め2名しかおらず、静かに過ごせました。写真は機内の朝ごはん。これにあとパンが付いてきます。

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マドリッド空港に到着し、空港からはメトロで市内に出ます。エスカレーターを降りる前に営業所みたいなのがあって、パスが買えますよー的な宣伝をしていますが、エスカレーターを降りた後でも地下鉄のパスなら買えます。今回は3日間のフリーパスを券売機で購入しました。空港からの地下鉄はかなりきれいで、パリとは大違いです。

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地下鉄を乗り継ぎ、宿のあるソル(Sol)駅に到着。この駅はボーダフォンが駅名や路線名と契約を結んだため、Sol Vodafoneになった駅です。そこから2分ほど歩くと、今回のお宿Hotel Liabenyがあります。年越しですが2泊で25000円ちょっとだったので思い切って予約しました。さすがに1泊10000円以上の宿なので、部屋も清潔で広いです。唯一気にかかったのがネット回線の貧弱さ。wifiが弱く?てサイトが中々表示されませんでした。有線のケーブルもありましたが、こっちを使うと有料らしいです。

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ホテルは市内の中心部にあるので、何をするにも便利です。大みそかということもあり、通りは大勢の人通りがありました。中でもデパートはお客さんでごった返していました。

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駅の出口を出るとそこがソル広場。人だらけです。スリに要注意って感じがまさにします。年越しのカウントダウンはここでやります。

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ソル駅から地下鉄に乗ってアトーチャレンフェ(Atocha Renfe)駅へ行き、1月2日に乗るAVEの切符を買いに行きました。レンフェがスペイン国鉄の意味です。地球の歩き方を読むと「窓口は長蛇の列が出来るので余裕を持って・・・」と書かれていましたが、そこらじゅうに自動券売機があるので、クレジットがあれば自分で勝手に買えます。マドリッドバルセロナまで約3時間で15000円くらいでした。新幹線の東京~新大阪とほぼ同じですね。駅には植物園みたいな場所があり、レストランもこの付近にあります。

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スペインの鉄道も発車間際まで番線が分からないので、よく確認することが必要です。だいたい20~30分前に放送とともに案内されます。お腹もすいたので駅のレストランでピザを食べました。結構おいしかったです。

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アトーチャ駅から歩いてプラド美術館まで来ましたが、この日は14:00で終了とのこと。この時すでに15:00すぎ。残念でしたが、場所の確認ということで更に周辺を歩きます。

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ここがチケット売り場と入口。まさか2日後激込みになるとは思わなかった・・・

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プラド美術館から東に進むと、レディーロ公園に到着。ナポレオン戦争で破壊されるまでフェリペ4世の宮殿と庭園があった場所らしく、広々としています。

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やや寒かったですが、いいお散歩が出来ました。

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どこを切り取っても絵になるのがいいです。

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独立広場のアルカラ門。ここも年越しカウントダウンの会場になるみたいで、舞台の準備が進められていました。

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マドリッドの建物は基本的にみんなデカくて、迫力があります。

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再びソル広場に戻り、更に西に行くとマヨール広場があります。カラフルなかつらを付けている人がちらほらいますが、ここで売っているみたいですね。

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マヨール広場を抜けると、サン・ミゲル市場があります。スペインのグルメ市場と言ったところでしょうか。

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常に混雑していて、スリに気をつけなければいけませんが、雰囲気はかなりいい感じです。

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その後はホテル近くのデパート(エル・コルテ・イングレス)でお買い物をして、ホテルで仮眠。

 

・・・しかし、仮眠のはずが起きたら22:00という失態。お腹もすいたので外にでて、適当にサンドと焼きそばみたいなのを食べ、その流れでソル広場のカウントダウンに参加。この時は広場の中心に入るのに警官のボディチェックがあります。中に入ると人、人、人。身動きがとれません。

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みんな頭に思い思いのかぶり物をして、新年を待ちます。途中ホテルのバルコニーから芸能人らしき人たちがパフォーマンスで現れたり、鐘が鳴るごとに「うぉぉぉー!!!」という歓声が上がっていました。とりあえずテンションがかなり高いのは間違いありません。

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年が明けると、自治政府庁の鐘が鳴り響き、雰囲気は最高潮です!若干無法地帯化するので、足元には要注意です。割れた瓶とか色んな物が散乱していました。現地の人はこれから夜通しパーティらしいですが、人込みをかき分けて何とかホテルに帰還しました。

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ホテルに帰り、スペインの年越しで必要なものらしいブドウを食べ、安いシャンパンを1本あけてそのまま寝ました。

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南欧旅行記その2~リスボン滞在記~

〈12月30日〉

 朝ごはんはパン・ハム・コーンフレークといった無難なもの。自分しかいなかったので好き放題いただきました。

 

 この日はリスボンの観光をしようと思っていたわけですが、何せ月曜日なので多くの施設がお休みなわけです。でもせっかく来たので目の前まで行こうと思い、地下鉄に乗車。乗り継いでレスタウラドーレス(Restauradores)駅まで行き、そこからウォーキング開始です。駅を出ると小さな広場がありました。

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少し歩くとロシオ広場とフィゲイラ広場があり、ここが旧市街の中心だそうです。特別何かあるわけではありませんが、交通の中心といったところでしょうか。

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ここから南に向かって歩くと、テージョ川が見えるコメルシオ広場に出ます。広場にはかつての英雄や皇帝の像が置いてあります。このあたりになると観光客がそこそこいました。

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写真の奥に見える橋は、4月25日橋というらしく、遠くから見た感じはサンフランシスコのゴールデンブリッジと似てます。

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コルメシオ広場から市内西部のベレン地区へ行く市電No.15が出ているので乗車。運転間隔は15分に1本程度で、たまに編成両数の多い新車が混じっているため、輸送力に差があるのが難点でしょうか。トロリーもパスで乗車可能です。30分くらい乗って到着したのが、ジェロニモス修道院という世界遺産です。

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ヴァスコ・ダ・ガマがインド航路を開拓し、持ち帰った香辛料で得た利益で建てられ始めたというこの修道院ですが、残念ながら月曜のため中には入れず。でも外観だけ見に結構な人が訪れていました。

 

続いて同じ地区にあるものを見て回ります。修道院からも見えるのが発見のモニュメント。大航海時代を記念したもので、多くの人物が描かれています。一番先頭はエンリケ航海王子フランシスコ・ザビエルもいます。世界史で習った名前が出てくるのが楽しいです。

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川沿いの遊歩道を20分くらい歩いて行くと、こちらも世界遺産ベレンの塔があります。マゼランさんの世界一周記念で建てられて、ここを行き来する船の監視をしていたそうです。中に入れないのが残念です。

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ベレンに来たら寄っておけ、と言われるのがこのお店、パステル・デ・ナタ(Pastel de Nata)という、エッグタルトが絶品なお店。いつも行列ですが、店内はかなりの席数があり、その場で立って食べるスペースもあり、一人でも入りやすいです。肝心のエッグタルトは写真を撮る前に食べてしまいましたが、かなりの美味でした。

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タルトを食した後は再び市電でコメルシオ広場まで帰ってきて、歩いてロシオ駅に行ってみました。いわゆる在来線の駅で、15分に1本くらい走っていました。駅の外観は結構しっかりしています。スタバなんかもあり、おしゃれです。なお、自動改札があるのでホームには切符がないと入れません。

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お昼ごはんは、何とマックにしました。各国でマックに行くといろいろ分かる、と勝手に思っています(笑)頼んだのは鶏肉のサンドで、セットのお供はサラダと水(映ってないけど)、そして食後のエスプレッソで、計7ユーロ弱払いました。最近のヨーロッパのマックにはEAZY ORDERという無人注文マシンがあるので、カウンターで言いたいことが伝わらずにモジモジする必要はありません。クレジットさえあれば普通に並ぶより早く食べられます。肝心のお味は、バーガーはおいしかったです。野菜は新鮮さがいまいちでした。もちろんマックなのでフリーWIFIも使えるので便利。

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昼食後はケーブルカーに乗って、市内を見渡せるポイントに行ってみた。ケーブルカーにもパスで乗車できます。大したことない距離ですが、かなりの上り坂なので、最初はケーブルカー利用がいいかと。

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ケーブルカーを降りるとすぐにサン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台があり、市内を一望できます。

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もしかしたら、この景色を見たことがある人もいるかもしれません。それは、この場所はあのミゲル君が歌った場所、そう「消臭力」のコマーシャルの撮影地なんです。それほど混雑していないので、のんびり展望できるおススメスポットです。


いいなCM エステー 消臭力 唄う男の子 ~ミゲル~ 歌詞なし/あり - YouTube

 

展望台から南に少し歩くと、サン・ロケ教会がある。ここは天正遣欧少年使節が宿として利用した場所で、中はかなりの荘厳さ。

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一つ一つが丁寧に作りこまれています。そして派手。

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教会を見学した後は坂道を歩いて降りて、地下鉄でサン・セバスティアン(Sao Sebastiao)駅に行き、スペインで有名なデパートのエル・コルテ・イングレスにてお買い物。駅に直結している便利さと、品ぞろえの豊富さで利用価値大です。その後はホテル周辺まで散策していったんホテルで仮眠。

 

晩御飯はポルトガル大衆料理を食べようと思い立ち、地下鉄でロシオ駅へ。このあいあたりはバイシャ地区と呼ばれ、いわゆる繁華街です。そこの裏通り付近に魚をショーケースにおいてあるレストランがあるのを午前中に見ていたため、そこに行くことに。時間は夜8時くらいだったので、結構混雑していましたが、一人なのですんなり入れました。

 

席に座って最初に出されたのは、ケイジョ・フレシュコと呼ばれるフレッシュチーズ。臭みがなく、ものすごくクリーミーで美味しい。塩コショウを少しかけて食べるのが現地流みたい。

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メインはタラにしました。とりあえず野菜も食べたかったのでお願いしたら、結構なボリュームでした。タラは若干塩辛かったものの、魚肉自体はかなり美味しかったです。

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食後のデザートはプリン。手作り感があって、甘さもそこそこ、下でとろける美味でした!

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これにビールとパンをつけて20ユーロしていないので、結構安かったのではないかと思います。他にも結構な数のメニューがあったので、いろいろ楽しめるお店のようです。

 

食後はサンタ・ジュステのエレベーターという、市内にあるエレベーターに乗りに行きました。リスボンは高低差が激しい都市で、人々の移動にエレベーターが作られたそうです。結構な観光名所で、乗るまでに1時間くらい待ちました。ちなみにこのエレベーターもパスで乗ることが出来ます。

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高さ約50メートルのエレベーターを昇ると、リスボンの夜の街が見渡せます。

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夜の市内を散策して、22時にはホテルに戻り、翌日の準備をして就寝しました。

 

南欧旅行記その1~ビジネスクラスでリスボンまで~

〈12月29日〉

 

次にいつ長期休みが取れるか分からない中、たまったANAマイルを消費するため、特典航空券でスペイン・ポルトガルに行ってきました。年末年始ということもあり、特典航空券が取れたのはソウル以遠で、成田~インチョンは普通にアシアナ航空のチケットを別途購入しました。

 

出国当日は出国ラッシュの日で、1日で47000人が出国したらしい。分かってはいたものの、朝から空港は結構混んでいました。特にエコノミークラスは荷物の預け入れで大混雑。今回の旅行では乗り継ぎが多いために、

・荷物はすべて機内持ち込み

・チェックインは出来るだけネットで事前に済ます

を徹底したため、混雑に巻き込まれることはなく、空港でお茶漬けを食べ、悠々と出国ゲートを抜けれました。

 

最初に乗った便は

OZ107便 成田9:00発インチョン行(11:40着) A330-300 エコノミークラス

さすがに満席でしたが、周りを見渡すと、持っているガイドブックがロンドン、パリ等と皆さんソウルで乗り継ぎの模様。良く分からない機内食も出ましたが、寝ていたらあっという間にインチョンに着きました。

 

インチョンではEチケットを見せて乗り継ぎましたが、乗り継ぎのための荷物検査レーンが少ないため、30分くらいかかりました。インチョン空港の課題かもしれませんね。

 

ソウルから先は特典航空券です。マイルがたまっていたため、ここからビジネスクラスの旅になります。まずインチョンの乗り継ぎカウンターでこれから乗るルフトハンザのチケットを発券してもらい、そのままアシアナ航空のビジネスラウンジへ。

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中は人もほとんどおらず、落ち着いた雰囲気のラウンジです。韓国らしく、辛ラーメンのインスタントが食べられるようになってました。ここで軽く昼食を食べ、のんびりと過ごしました。

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さすがにハブ空港のラウンジだけあって、シャワーなども整っていましたが、このラウンジはコンセントの場所が分からない・・・床下の元配線?から電源を取ればいいのかな?と思ってしまうほどでした。電源さえ取れれば特に欠点のないラウンジだと思います。

 

インチョンからの便は

LH713便 インチョン15:00発フランクフルト行(19:00着) A340-600 ビジネスクラス

A340-600は胴体がかなり長い飛行機で、ファーストクラスもあり(誰も乗っていませんでしたが)初搭乗の機材でした。シートの写真を撮るのを忘れてしまいましたが、特徴は以下の通りです。

 

ビジネスクラスは全部で60席あり、プレミアム感はあまりない。当日も空席が多かった

・シートはフルフラットにはならず、ライフラットまで。人間工学的にはこっちの方がいいと説明文がありました。

・シートにはあまり効かない?マッサージ機能あり

・アメニティセットにニベアクリームが付いてくる

・インチョン便だったけど、日本語プログラムが選べる。日本語エンタメは少ない

機内食はそこそこ

 

中国、モンゴルやロシアの大地を飛行して、フランクフルトに向かいます。

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では機内食を一部ご紹介します。サラダのエビが料理全体の中で一番おいしかったのは秘密です(笑)

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メインには魚をチョイス。お芋さんのボリュームが中々でした。魚自体はやわらかかったです。

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ワインやシャンパンは種類を選べるので、そのあたりが好きな人にはいいのかもしれませんが、特に好んで飲むタイプではないので、あまりメリットは感じられず。デザートを食べて映画を見て爆睡し、到着前の朝ごはんを食べて12時間のフライトを終え、無事にフランクフルトに到着。

 

フランクフルトと言えば、前回来たときにストライキのせいで旅程が狂った思い出があり、その際に空港の構造をかなりしっかり把握できたので、安心感はあります。ここでは2時間の乗り継ぎ時間があるので、ルフトハンザのビジネスラウンジにて一休み。

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せっかくドイツのラウンジなので、ドイツビールを飲みながら情報収集していました。タダで飲めるなんて幸せです。ちなみに写真に写っているパソコンは最近購入しました。画面が外せてタブレットとしても使え、windows8やoffice2013が入っているため使い勝手もいいです。

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空港でユーロを200ユーロキャッシングし、本日最終フライトへ乗り込む

LH1172便 フランクフルト21:00発リスボン行き(23:00着) A321-200 ビジネスクラス

ヨーロッパ内を移動する際にビジネスクラスに乗ると、大概は

・シートはエコノミーと同じか、幅が少し広いだけ

・隣には人が座らないように座席を振る

といった特徴がありますが、今回はまさにその通りでした。このフライトでは寒いのにも関わらずタラップから乗り込みました。

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フランクフルトからリスボンまでは3時間のフライト。ちゃんと機内食も出ますが、お腹いっぱいだったこともありパス。ひたすら寝てリスボンに到着しました。

 

リスボン空港からホテルまでは新しく開通した地下鉄(メトロポリターノ)で行きました。深夜でも運行しており、料金もタクシーより安いので、宿が沿線沿いにあれば便利だと思います。空港から乗れるのはレッドライン(Linha Vermelha)です。きっぷの買い方も英語表記にすれば難しくなく、今回はゾーンL(これで市内は回れる)の24時間パスを6ユーロで購入し、いざ乗車。ヨーロッパによくある地下鉄という感じですが、比較的きれいな車内でした。治安もそれほど悪い印象はありませんでした。

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地下鉄でサルダーニャ(Saldahna)駅まで行き、そこからGPSを駆使して徒歩5分程度にある宿に到着。(夜は地図を持っていても方向感覚が分かりにくいので、思い切ってGPSを使った方がいいと思います。)

 

今回泊まったのはResidencia Imperador という宿で、1泊30ユーロちょっとでした。宿を選んだポイントは

・地下鉄の駅から近い

・お湯がちゃんと出る

・ネットがちゃんと使える

でしたが、どれもちゃんと満たしていました。フロントのお兄さんも英語ペラペラで、かなり親切に対応してもらいました。自分の泊まった部屋にはバルコニーが付いていたので、そこから景色を撮るとこんな感じです。

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写真の下の方にタクシーが止まっていますが、これは24時間1台はいるみたいで、早朝の移動も便利です。この日は風呂に入ってすぐ寝ました。

 

ホーチミン滞在記その4~帰国と総括~

<8月13日>

 

前日に予約してもらったタクシーで市内から空港へ向かう。なんと7ドル≒700円で空港まで行ってくれるらしい。行きは空港税含めて390000ドン≒1950円払ったのに・・・と思いつつ、ホテルを後にする。空港到着後チップを求められたので気持ちだけ渡しておいた。

 

タンソンニャット空港は羽田の国際線と同じか、それより小さいくらいで、迷うことはありません。そしてお土産を買う場所もほとんどありませんので、予め市内で買っておくのがいいです。

 

ビジネスクラスのカウンター@チャイナエアラインでチェックインしたところ、台湾までですか?と台湾語でカウンターのお姉さんに言われて笑ってしまった。「な・り・た」と言うと笑顔で「すいませんでした。台湾の方だと思いました」だと。もはや慣れっこですが、実はホーチミン滞在中も、地元の人に「ベトナム人に似てる」って言われたりしてたので、もはや何人なのか自分でも分かりませんww

 

ビジネスクラスであれば出国審査は専用レーンでやや早く終わります。その後の手荷物検査はやや時間がかかって無事制限エリアへ。制限エリアも買い物が満足にできるほどの品ぞろえはなく、最小限といったところでしょうか。一応お菓子やたばこなどが売っています。

 

ビジネスクラスなのでベトナム航空が運営するラウンジが使えます。もちろん行ってきました。

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食べ物、飲み物はお酒含めて一通りそろっています。席数もそれなりにあり、朝日新聞なども置いてありました。

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なんと自分でインスタントのフォーを作れます。作り方も英語で書いてあるので、ベトナム最後のフォーを楽しめます。

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自分は、美味しいとおススメされたカレーと、南国のフルーツをいただきました。カレーは香辛料がきいてて美味でした!

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そうこうしているうちに搭乗時刻になり、ビジネスクラスに搭乗。

乗った便はホーチミン(SGN)10:50→台北(TPE)15:15 CI782 A330-300

 

A330-300はビジネスクラスの座席数が30席バージョンと36席バージョンがあり、台北行きは30席バージョンでピッチがかなり広く、快適でした。(成田行きは36席だったためかなり狭かった・・・)

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食事も写真に撮ってみました。チャイナエアラインは美味しい高山ウーロン茶が選べるので、行き帰りともにウーロン茶ばっかり飲んでました。料理の味もまずまずでした。

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食後のデザートとコーヒー

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台北には定刻通り到着し、成田便に乗り継ぎ。

乗った便は台北(TPE)16:35→成田(NRT)20:40 CI106 A330-300

 

先述のようにビジネスクラスは36席バージョンで、ちょっとがっかり。

晩御飯は和食でいただきました。美味しかったです。

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台北出発が30分遅れたため、成田に着くのも30分遅れましたが、無事に帰宅できました。

 

チャイナエアライン ビジネスクラスまとめ>

・チェックインや出国などについて、成田は第2ターミナルなので優先レーンを通れず(優先レーンはワンワールド)、ホーチミンは出国審査は優先レーンあり。

・ラウンジについて、成田は食べ物少なめ、台北は本家だけあって充実、ホーチミンはベトナム航空が頑張っているので結構良い。どこもラウンジは綺麗。

機内食はそこそこ。ただ、みそ汁は味が薄い。ワインなどもあるが、高山烏龍茶が選べるのがいい。事前にネット等で注文しておけば、特別機内食も食べられる。

・A330-300の座席は2種類あり、36席バージョンは結構ピッチが狭い。A340-300は座席が古いがリクライニングが150度くらい、ピッチも広い。

・機内プログラムは日本語が標準装備。日本語吹き替え映画もある。

・何よりお値段が安いのが魅力。

 

結論:ディレイさえしなければ結構使えるのでは。

 

 

久々の1都市滞在型旅行でした。大学の同期に遭遇したり、携帯盗まれたり、色々ありましたが、成長センターのアジアをまた感じることが出来ました。美食、美女の国と言われるが、間違いありませんでした!

 

5年後くらいにホーチミンには地下鉄が開通するので、その頃また行ってみたいです。

 

ホーチミン編 完

ホーチミン滞在記その3~クチトンネルツアーとかスリとか~

<8月12日>

 

前日申し込んだクチトンネルツアーに参加するため、8時にKIMカフェに。どうやらKIMカフェに直接集合したのは自分だけで、後はホテルを回ってピックアップしていくとのこと。渋滞にはまりながら1時間ほどでツアー参加者17名が集まり、ツアースタート。ガイドはベトナム語なまりの英語を話す青年で、聞き取りにくかったけど愛想は良かったです。

 

クチトンネルに行く前に、とある工房に寄りました。寄るとは聞いてませんでしたが、ツアーなんてそんなもんでしょう。

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一生懸命掘っています。緻密な作業のようです。

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出来あがるとこうなります。他のお土産屋さんでもかなり見かけました。

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30分くらい立ち寄った後、クチトンネルに到着しました。クチトンネルとは、ベトナム戦争時に南ベトナム解放民族戦線によって作られた地下道で、狭いトンネル、様々なトラップなどの展示があるところです。個人で行こうとすると面倒なのでツアー参加がおススメです。

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ガイドに連れられてエリア内を回ります。雨が直前まで降っていたので足場が若干悪かったですが、観光には影響ありませんでした。

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ガイドが穴に入って出てきます。「自分は細身だから入れるけどねー」だと。この後がっちり系のアメリカ人が入ろうとしましたが案の定無理でしたw

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数人がチャレンジしていました。本当に狭そうです。

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当時の解放戦線の衣装について説明するガイドさん。

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トラップの説明。とげは竹で作っていたらしい。結構原始的だけども、ハマったら最後でしょう。コストパフォーマンスはよさそうですね。

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実弾を撃てる射撃場まであります。僕以外の観光客は実弾を撃っていてかなりエキサイティングしてましたね。

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途中休憩をはさんで、いよいよメインのトンネル内部潜入です。ガイドいわく「40mくらいだから大丈夫ダイジョーブ」と言っていましたが、相当タフです!!

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フラッシュ炊いてますが、内部はかなり狭いです。暗い上に暑い、ある意味地獄・・・

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ずっとしゃがんですり足なので、体格が大きい人ほど不利です。前を行くアメリカ人も死にそうな顔をしてました。なお、途中で出口がいくつかあるので、ホントにヤバい時はそこから脱出できます。

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トンネルから出た後は、タピオカとお茶を飲んでツアー終了。なんとこのツアーには昼御飯が含まれてませんので、ツアーが終わり次第すぐにホーチミンまで帰ります。帰ってきたのが15時くらいだったので、バスの中で食べられる物を持っていくといいのかもしれません。自分は何も食べ物がなかったので、帰って来てからパンを買って食べましたが、空腹の時間が長かった・・・

 

体力回復後、お土産を買うために市内の国営百貨店のスーパーに行きました。お土産を買う日本人であふれていましたが、構うことなく購入。一通り物は売っていると思います。レジではVISAカードが使えました。なお貴重品以外はロッカーに預けて入店します。

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そして、百貨店から帰る時、訪問25カ国目にして初めてスリに遭いました。

 

盗まれたのは携帯(スマホ)。歩道を歩いていると後ろからバイクで追突され、「おっとっと」となっている間に左右に居た人にポケットの携帯を盗まれ、そのままバイクで押されてそのエリアから強制排除されるという手口でした・・・かなり計算されたスリでした。

 

気付いたのはしばらく経った後で、内心焦りましたが、携帯を止めることが先決なので、宿に帰って落ち着いてスカイプで電話して・・・かなり疲れました。海外で紛失したり盗まれた場合、まず戻ってこないので、二次被害を防ぐ方法を淡々ととるのが良いと思います。職業柄か、異常時対応の際は一呼吸置くことで事態を悪化させないことが染みついていたようです。こういうところは会社に感謝ですかね。

 

そうこうしているうちに同期との集合時間になり、精神的に疲れていたものの、ホーチミン最後の晩御飯に出発。せっかくなのでちょっとくらい奮発してもいいかなと思って、焼き肉を食べることに。

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二人なのにファミリーセット4人前を注文し、ビールとご飯も1回ずつお代わりして一人900円くらいでした。ベトナム物価に感謝です!肉は味付けがしてあったのでそのまま食べられました。店員がかなりテーブルの様子をチェックしているので、ストレスもありませんでした。

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続いてスイーツです。ホーチミンのスタイルとして、低い椅子と机さえあれば店舗にしてしまうところがあります(たまに警察に駆除されていますが、それでもめげずに頑張っています)。僕らの座らされた場所も完全に歩道でしたwバイクと喧騒に囲まれながらなんて、日本ではまず経験できません。アジアらしいですね。

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おすすめされたミス・サイゴンというカクテルと、米粉生地のピザ。どちらも予想よりはるかに美味しかった!そして会計をする店員も他のお客さんと呑んでましたwでも仕事はちゃんとやってたのでいいんじゃないかなww日本じゃクビにされそうだけど、そういう世界もあるんですよね。

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3軒目はホテル近くの露店で。かなり安いサラダを頼んだら激辛でギブアップでしたが、ドラゴンフルーツのスムージーとヒマワリの種で粘りました。この日は3軒で食べ飲みして合計1300円くらいでした!

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ベトナムの食を満喫して、最後の夜も終わり。

ホーチミン滞在記その2~チョロン見学とマッサージ、B級グルメの旅~

<8月11日>

 

前日に行けなかったチョロンと呼ばれる中華街のようなところに行くため、9時過ぎにホテルを出発。ベンダイン市場のそばにあるバス停から1番のバスに乗れば約25分ほどでチョロンバスターミナルに到着します。終点なので楽ちんです。

 

バス停のそばは路上市場になっております。狭い道をバイクや押し車が通って行きます。

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まずはバス停から南に歩いたところにあるビンタイ市場へ。小さい店もたくさんあり、しかも所狭しと商品を置いているのでかなりの圧迫感がある箇所もあります。観光客向けと言うよりは庶民の為の市場です。まとめ買いしていく地元民が沢山いました。

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市場は正方形ですが、2階もあり、市場周辺の商店もごっちゃになってるのでかなりの店舗数かと思われます。

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市場の後はチョロンにある教会に行ってみました。喧騒から離れられる場所なので落ち着くことが出来ました。

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周辺を散策しているうちに体力切れになり、早めのお昼ご飯を食べることに。グエンチャイ通りにチキンライスのお店(東源鶏飯)があったので、突撃しました。お昼前から賑わっていました。ちなみにこのお店の左隣も同じチキンライス屋です。

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後で知りましたが、1階は惣菜屋さんでした。お惣菜もおいしそうだったので、次回はぜひ食べてみたいです。

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2階がチキンライス屋さんになっておりまして、冷房がきいてるので快適です。オーダーはもちろんチキンライス!シンガポールのそれみたいに小奇麗な盛り付けではないものの、鶏だしで炊いたご飯、蒸した鶏にタレをつけて食べるのは美味です。

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食後のデザートでも食べたいなぁと思っていたところ、チキンライス屋のすぐそばに美味しそうなメニューが貼ってあるお店を見つけたので入ってみました。写真では店名が切れていますが、「85」というお店です。バイクで次々とお客さんがやってきます。テイクアウトしていく人も多かったです。

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とりあえず一番シンプルで安かったココナッツゼリーを注文。ココナッツの殻にひんやり冷えたゼリーがどっさり入ってます!そしてかなり美味しい!小さなお水もついてきて27000ドン≒135円というお値段に満足でした。

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デザートのあとはチョロンにある寺院(天后宮)に行ってみました。中国に来たのかと勘違いしそうでした。

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線香を買って、香港で習ったやり方で参拝してきました。線香の煙、香りが良いですね。

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この渦巻型線香は1カ月ほど続くらしい。

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もうひとつ寺院がある(温陵会館)とのことなので、そちらにも行ってみました。

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一通り歩き回った後、バスに乗って再びベンダイン市場、そしてホテルへ帰ってきました(14:30頃)。ホテルに戻るや否や、いきなり豪雨が襲ってきたため、外に出る気をなくしてしまい、悩んだ結果ホテル内にある施設でマッサージを受けることに。見たところホテルのマッサージは男性専用な感じがしました。聞くところ中級ホテルのマッサージは男性専用が多いらしいです。人によってはスペシャルなマッサージをすすめてくるらしいですが、断れば大丈夫でしょう。

 

メニューは足だけ60分コース、全身60分+足30分コース、全身120分コースなどいくつかあり、マッサージする前にサウナとジャグジーにも入れるとのことなので(怪しい店風?ではないと思いますが)、全身60分+足30分コースに。お値段は200000ドン≒1000円。まずジャグジーとサウナできれいさっぱりしたあと、60分の全身マッサージです。基本的にはリンパマッサージで、途中からマッサージ師のお姉さんに足で全身踏み踏みされましたw

 

全身マッサージの後、人が変わって足だけ30分間マッサージしてもらいました。これは無料と銘打っていますが、終わった後に「チップ頂戴ね」と言われますので、マッサージの評価とそれ分のチップを渡すことになります。100000ドンも出すと出しすぎらしいので、50000ドン≒250円にしておきました。肝心のマッサージの腕ですが、いたって普通でしたww

 

マッサージ後は雨が小ぶりになっていたので、近くのツアー会社で明日のクチトンネル(ベトナム戦争時に作られたトンネル見学)半日ツアーを申込み。ツアー会社は大手のKIMカフェにしました。半日ツアーで200000ドンくらいでした。その後は同期と合流して、昨日の雪辱を晴らすためにB級グルメの旅へ。

 

予め地図を携帯で保存しておいたおかげで、すんなり目的地(8月革命通りのそばの路地)に到着、1軒目に突入しました。メニューはベトナム語のみ(英語も通じない)、値段の表記もないというハードル高めなお店ですが、結果的にかなり安くて美味しかったです!二人でジャスミン茶も飲み、写真の料理と揚げ餃子を頼んで一人200円ちょっと!安すぎ!!

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路地で見つけたスイーツ屋さんにも男二人で行ってみた。店内は女性だらけ。

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イチオシらしいマンゴーとアイスセットが売り切れで、売れ筋No.2の商品とスムージーを注文。おこわみたいなものの上にココナッツアイスが乗ってるこのスイーツ(18000ドン≒90円)、劇ウマでした!さすが美食の国ベトナム、恐るべし。

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その後市内を散策して、突然「チャーハンが食べたい」と同期が言いだしたので、ベンダイン市場のそばにある外国人向けな海鮮料理店でチャーハンにがっつきました。このチャーハンだけで450円くらいするので、いかに外国人価格と地元価格が違うか分かりますね。味は薄味でした。

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さすがにチャーハンでおなかいっぱいになったので、この日はここで解散。