ぷらっと香港
9年ぶりに香港行ってみようかな?という軽い気持ちと、ANAのプレミアムポイント稼ぎ(以下PP)、そして親からのお遣い依頼があったため、2泊3日という短期滞在でしたが香港へ行ってきました。写真に統一感はありませんので御了承を。
<12月6日>
自宅で飛行機のチェックインを済まし(ipod touchを搭乗券がわりに使用)、預ける荷物もないので、搭乗2時間前に成田入りして、カードラウンジでゆっくりと過ごす。成田のカードラウンジは初利用でした。
ラウンジ内はそれほど混み合っておらず、ソフトドリンクを片手に当日買った香港のガイドブックを読んでのんびり。
今回利用したのはNH911便(NRT18:25→HKG22:35)。機材はB767-300ER新造機で、あまり座席が好きではないタイプ(Fixed Back Shellスタイル)だけれども、飛行時間5時間&隣が空席だったので大したことはなかった。
香港便で出た晩御飯をパチリ。和食をチョイスしました。ユナイテッドに比べて相当ヘルシーでした(笑)
香港国際空港には35分遅れの23:10に到着。深夜着かつ延着だったので、ATMで最低限の現金を下ろし、さっさと空港を出て機場快線(空港から市内へ行く高速鉄道)に乗り込む。10分ごとに走っているらしく、これは便利だが、お値段が高い(市内まで25分で100香港ドル≒1060円)。香港のICカードであるオクトパス(八達通・・・ソニーのFelicaを使っているので日本のSuicaと同じ)のツーリスト版を買おうとしたがカウンターを探している時間もなく、片道切符を買って23:30の列車に乗車。
機場快線の車内はそこそこ快適で、最高時速135キロで結構飛ばしてくれる。料金が高いので、利用者のほとんどは外国人か空港関係者でした。
約25分で終点の香港駅(香港站)に到着。今回予約したホテル(Mingle On The Wing)は地下鉄の隣駅(上環駅)のA2出口から徒歩2分(永楽街)という立地なので地下鉄に乗ろうとしたが、自動販売機で高額紙幣が使用できず・・・お金崩せそうなお店も閉まってるし・・・
仕方ないので歩くことに。歩いても10分くらいの距離だし、香港の中心部だし大丈夫だろうと思っていましたが、普通に大丈夫でした。香港の3Gも快適に使えるし、夜中にちょっと大きめのリュックしょった東洋人(自分)が早歩きで歩いていても安全でした。ちなみに深夜12時で気温18度くらいあったので気候も快適でした。
ホテルに着いたのは日付変わった後。分かりにくい入り口を探すのに若干苦労し、フロントのお姉さんの早口イングリッシュに戸惑いつつも無事チェックイン。部屋はうなぎの寝床みたいに細長いですが、部屋が狭い香港のホテルの中では割とマシなほうだと思う。一泊1000香港ドル也。ホテル周辺には駅、コンビニや携帯屋さんの「3」、少し歩けばスーパーなど立地は抜群。
テレビつけたら香港のテレビ局(フェニックステレビ)できれいなお姉さんがキャスターをやっていたので思わずパチリ(笑)
<12月7日>
7:30に起床。ホテルに朝ごはんは付いていないので、朝から外食。お粥が食べたくなったのでCauseway Bayまで地下鉄で行くことに。昨日買えなかったオクトパスを駅の窓口で買い、いざ地下鉄(MTRという)乗車。写真は上環駅の改札。朝ラッシュだったので結構混んでいました。
地下鉄で4駅乗れば目的地Causeway Bay。ここから歩いて3分くらいのところに本日の朝ご飯処「海皇粥店」。おいしそうな海鮮粥と揚げパンをいただく。朝から揚げパンは若干重たいが、粥につけて食べるのがミソ。有名なお店なのでメニューに日本語が書いてあった(笑)
あたりをふらふらして、地下鉄で九龍北部まで移動、黄大仙という寺院にお参りに行ってきました。駅から直結している道教寺院で、誰でもお参りできます。
中に入ってお線香をゲットし、自分で火をつけます。
本堂まで移動して、お供えをします。三拝、お祈り、三拝してお線香を3本供えるというやり方。次から次へと参拝客が来ていて、常にごった返していた。
この後占いをしたい人は竹筒を振って一本だけ棒を取り出して、といういわゆるおみくじをすることができます(有料)。結構当たるそうです。
お参り後は九龍の繁華街チムサーチョイ(尖沙咀)へ。お遣い命令である財布を探して、手当たり次第お店を回りまくるという、一種の修行でした(笑)結局この日は午後も散策したがいい品が見つからず、ギブアップ。とりあえずチムサーチョイ周辺を一通り歩いてみた。
チムサーチョイ駅前にあるチョンキンマンション。香港の中でも一番多国籍な感じのビル。レートの良い両替屋が奥にあります。
マンション内には多くのゲストハウスがあり、香港の宿では相当安いが、エレベーターが少なく、上に上がるまで相当苦労するそうです。夜には怪しげな客引きも多数あり。
歩き疲れたので昼御飯を香港島の屋台でいただくことに。中環駅から歩いて路地に入ります。
角を曲がるとすぐに発見!
ここは有名なB級グルメのお店で、お昼時とあって超混雑!
頼んだのは雞扒撈一丁という料理で、鶏の唐揚げと出前一丁の麺のつけ麺。これが何ともうまい。特濃ミルクティーと共にいただきました!
午前中に歩きまくって疲れたので、コンビニで飲み物だけ買ってホテルでお昼寝。香港では十八茶という飲み物があるようで、試しに買って飲んでみた。味はトウモロコシ茶の味が薄いバージョンでした。
夕方もお店めぐり。香港は夜になるときれいに見える看板が多い気がする。
晩御飯をその辺のお店で適当にいただく。中華料理におけるトマトと卵の相性の良さは確実なので、牛肉と卵とトマトの炒め物をチョイス。やはりおいしい。
晩御飯を食べ終わった後ちょうどいい時間(20:00~)に光のショーが始まるということで星光大道へ移動し、写真を撮りまくる。
ド定番ですね!
このように見物客だらけです。
13分間の光のショーでした。100万ドル!
光のショーが終わったので、今度は香港島のビクトリアピークに登ることに。9年前来た時は昼に登ったので、次は夜に登ろうと決めていました。中環駅から歩いて10分くらいのところにビクトリアピークへ上るトラムの乗車口があります。
オクトパスで乗れてしまうトラム。オクトパスはSuica並みに使えて便利です。
頂上について展望台からの夜景!100万ドルその2!頂上はちょっと寒いです!
夜景がきれいに撮れるのは日の入り直後ぐらいだとガイドブックに書いてありました。確かにちょっと霞んでいるように見える。でもきれい。
この日はこれにて観光終了。ですが、ここでちょっと真面目な話。下の写真は地下鉄のホームです。
左の小屋がホームの係員の詰所。滞在中も異常時が一度あったが、素早く対応していた(荷物挟まりだったかな?)香港の地下鉄はほとんどの地下駅でホームドア(スクリーンタイプ)があり、安心して利用できる。ホームもかなり広く、エスカレーターは日本の1.5倍くらいの速さで多客をさばいている。本数も多く、乗り心地と座席の座り心地は悪いが、それさえ我慢すれば快適に利用できる。逆に、日本の鉄道のようになめらかな加減速、乗り心地というのは諸外国の鉄道システムにはあまり必要ないのでは、と最近思う。ちなみに機場快線は加減速が多少緩めに設定されていた。
というか、上海もシンガポールもドバイも似たような感じの地下鉄だったなと。新しい地下鉄はそういうスタイルなのだろうと思った。
<12月8日>
最終日。8:30起床。朝ごはんは中環付近をぶらぶらして、空いていた店に入ってみた。ふらっと入ってみたが実は結構有名店(南記粉麺)で、メニューは広東語だけだが、量・味ともに満足。ピリ辛のスープ、モチモチの麺でかなりおいしい。早い・安い・うまいという香港のファストフード的存在。テイクアウトをしていくお客さんも多かった。
帰国便がNH910(HKG15:20→NRT20:15)で、空港には2時間前に着けばよいと考え、再び財布を探して市内のショッピングセンターを散策。結果、香港駅直結のifcモール(国際金融中心商場)で買うことができて一安心。ここは一流ブランド品以外もそこそこ売っているので、結構楽しめます。しかも機場快線の香港駅、九龍駅では飛行機のチェックインもできるので快適そのもの。
機場快線に乗って空港へ行く。駅入場時にお金が引かれているので、空港では改札がない!これは便利。空港では最低限のお土産を買って無事に帰国。帰国便はB767-300旧型なのでリクライニングが出来て楽だったが機内プログラムがしょぼいのが残念でした。
(追記)
今回のANA利用でPPが3828P貯まりました。今年度累計が24066Pで、あと5934Pで来年度ブロンズメンバー&スタアラシルバーです。ちなみにまもなくANAでロサンゼルスへ行くのでブロンズは達成確実!